ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

Built Up

スペイン方式でのギター製作ですので、ボディが箱になる前にネックと表面板を接着します。この後、ボディが箱になり安定するまでは「ソレラ」と言う組立型の上での作業となります。 ネックとボディの接続部には後ろに傾斜角をつけての設 […]

ビルドアップ スペイン方式でのギター製作ですので、ボディが箱になる前にネックと表面板を接着します。この後、ボディが箱になり安定するまでは「ソレラ」と言う組立型の上での作業となります。
ビルドアップ ネックとボディの接続部には後ろに傾斜角をつけての設計ですので慎重に作業します。
クラッシックギターの場合、前に傾斜角をつけての製作となります。
どちらにしてもスル-ネック方式では非常に重要な作業となります。
ビルドアップ ネックと表面板の接着を終えましたら、マホガニーでエンドブロックを製作し接着します。
ビルドアップ ネックに入れてある横溝に横板をはめ込みエンドブロックとあわせて接着します。
ビルドアップ=”m-59.jpg” /> 横板を取り付けましたら表面板側にカーフリングを接着します。
ピンセットで一つ、一つ取り付けますので手間がかかります。
ボディの裏側にはボトムにかけて傾斜をつけてラウンドさせますので横板もその様にミニ鉋で削ります。
ビルドアップ 裏板側にカーフリングを接着します。
ビルドアップ 裏板とボディの当り具合を調整して接着の準備です。
ビルドアップ 裏板を接着します。
たくさんのスプールクランプを使います。
ビルドアップ やっと箱になりましたので安定した作業が出来ます。
ビルドアップ バインディング、パ-フリングが入る溝をミニルーターで切りその後、鑿やスクレーパーで調整します。
ビルドアップ バインディングには黒檀を使いますのでベンディングアイロンで曲げて型にはめて形を整えておきます。
ビルドアップ 黒檀のバインディングとパーフリングを ボディに接着します。
これも色々な方法があると思いますが今回はゴムとテープを併用しての接着となります。
ビルドアップ 大まかなボディの組み立て工程はここまでです。

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