ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

Cat’s Eyes TCM-250T

クラック修理 / ブリッジプレート補強 /

 

80年代製、東海楽器が作っていた
Martin 000-45タイプの
Cat’s Eyes TMC-250T。 
ヘッドには
ミニフラワーポッドの
インレイが施されています。
トップ板、ブックマッチ部分に沿い、
クラックが入ったとのご相談。
ブリッジ下からは補強材が
貼られていますので、今後この部分が
大きく開く可能性は少ないと思いますので
表から接着剤をすり込んで補修します。
サウンドホール近くは少し開いて・・・
光が漏れる状態です。
この部分は裏側から
スプルース製のパッチで補強します。
1日程乾燥させます。
補強は完了です。
表から接着剤をすり込み。
乾燥させます。
裏板側も同様に作業します。
クラック修理の次は
弦のエンドポールで傷んだ
ブリッジプレートを補強。
専用工具でブリッジプレートの痛んだ
部分をくり貫きます。
その窪みにブリッジ材と同じ
ローズウッドの端材から作った
円形の材を合わせ接着。
接着、乾燥させます。
まず、1・3・5弦部分を補強。
2・4・6弦も同様に補強を行います。
補強材で埋めた弦を通す穴を
空け直します。
この際、補強部分がドリル刃で
欠けない様に裏側に当て木をかまします。
補強後、音の反応などUPします。
ブリッジピンのサイズにリーマーで調整。
弦のテンションをしっかり
支えられる様になりました。
プレート補強などリペア完了。
非常に良い材を使い
しっかり作られたギター。
ほどよく枯れて明瞭な音色が
気持ち良かったです。

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