ギター修理 アコーステックギター|フレット交換
フレット交換 /
半田コテでフレットを暖め喰切りで抜いていきます。 無理に引き抜かずフレットと指板の間を ゆっくり移動して外します。事前にオイルを すり込んでおきますと溝をあまり傷めずに 抜き取る事が出来ます。 |
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溝が欠けたりした時は接着剤等で補修します。 溝の経年変化、腐食などでフレットを打っても しっかり指板に喰い込まない場合は一度溝を埋めて 切り直します。 |
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フレットを抜きましたらスケールで ネックの状態を見ます。ロッドで調整出来る範囲の 反りなどは調整します。調整出来ないタイプのギターは 指板調整で出来るだけネックを真っ直ぐな状態にして おきます。ネックの状態により事前にネックアイロン矯正 する場合もあります。 |
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指板のRを確認。 ネックが真っ直ぐであればRが崩れない 程度にペーパーをかけ汚れを落とします。 |
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指板が経年変化などで凸凹だったり 波うちがひどい場合は指板調整をします。 |
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真っ直ぐになりましたら溝をクリーニング。 | |
フレットを指板のRより少しきつめに 曲げておきます。 |
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フレットをカットして打ち込む準備をします。 | |
19F辺りのボディにかかる部分は専用工具で プレスします。この方法ですとボディの負担が少なく 安全です。構造によってはこの専用工具が使えない 場合もありますので、その際はあて木をそえるなど ボディの負担を軽くする工夫をして打ち込みます。 |
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17F辺りからは別の専用工具を使って フレットをプレスする場合もあります。 |
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全て打ち込みましたら端をカットして すり合わせ作業の準備をします。 |