ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

ギブソン ES-335

Gibson ES-335

フレットすり合わせ / メンテナンス /

セミアコースティックギターの代名詞、
1962年製、ギブソン・ES-335のリペア。 
この年代はマニアの間で
通称「ミッキーマウスイヤー」と呼ばれる
少し丸みを帯びたカッターウェイの形状。
その他、年代により細部の仕様違いが
色々あります。
今回はハイポジションで
音詰りがあるとのご相談。
ネック状態をチェックして・・・
トラスロッドで修正。
各フレット上の凸凹もチェック。
高いフレットを中心に擦り合わせます。
擦り合わせ後は
フレット上が平らになりますので
弾き易くなるように形を成形。
専用ヤスリで平らになった
フレットの形を整え・・・
スチールウールなどで
傷を落とします。
最後にコンパウンドで磨いて・・・
仕上げます。
擦り合わせ後、
ハイポジションまで
滑らかな弾き心地になりました。
ナット調整、オクターブなど
その他の微調整。 
弦高も・・・
弾き易いように
低めにセッティングして
メンテナンスは完了。
リペア後は音詰まりも解消。
甘く太い音色が心地よい
ヴィンテージギターでした。

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