ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

IBANEZギター

アイバニーズギター

Ibanez / フレット交換 /

フロイド・ローズ式トレモロユニットが
組み込まれたアイバニーズのギター。
ロック式ナット。
この手のギターはアーム使用時の
チューニングの狂いは無いですが
慣れないと弦交換時などの調整が
少々やっかいです。
フレット交換などでナットの高さ調整が必要な
場合、薄いブラス製のシムで調整する構造に
なっています。
フレットを抜きます。
ネックの状態を確認。
ネック、指板の状態は良かったですので
紙ヤスリの240番から800番位で
軽く均していきます。
フレット溝に入った木の粉を取り除きます。
オーナーの方が持ち込まれたダンロップ製
、ジャンボタイプのフレットを打ちます。
フレットを曲げて打ち込む準備をします。
指板にバインディングがあるギターですので
長さをあわせバインディングに乗る部分を
専用工具でカットしておきます。
カットした部分のバリをヤスリで落とします。
下のフレットが加工後の形です。
フレットを打ち込みます。
途中から専用工具でフレットをプレスします。
全てのフレットを打ち終えましたら
はみ出た部分をカット。
工具でフレット端を斜めに削ります。
すり合わせ前にフレットの高さをチェック。
チェックした高いフレットを中心に削り
フレット高さを揃えます。
すり合わせで平らになったフレットの角を
軽くヤスリで落としておきます。
フレット端のバリ処理をします。
フレットの頭を専用工具で丸めます。
スチールウール等でフレットの
傷を落としていきます。
磨いて完了。
弦を張り調整。
アイバニーズギター、リペア、修理 フレット交換後は音の立ち上がり、
サスティーンもUPしました。 

PAGE TOP