マーチン D-15M マーチンD-15Mの修理。
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マーチンD-15Mの修理調整です。 | |
横板にはクラックが入っていますが 過去に接着剤をすり込んで 処置した形跡があります。 |
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内部をチェック。 マーチンは高価なレギュラーライン以外、 価格を抑えたモデルには横板、割れ止めの 枚数が少ない為、割れが入ると 広がりやすい状態。 |
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その為、オーナー様からは 割れ止めを増やして 補強してほしいとのご依頼。 |
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つき板の長さを調整して 裏側から貼り付けて補強します。 |
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何度かに分けて 目標位置に接着。 |
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計12枚の割れ止めで補強. クラックが広がるのを 防ぐ効果も高くなりました。 |
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続いて、 ネック状態などを調整して 弾き易くします。 |
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弦高は12フレット上、約3mm位。 | |
ネック、フレット状態も良く サドル高さには余裕がありますので・・・ |
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底を削り目標弦高に調整。 | |
弾き易い高さにセッテイング。 | |
指板、フレットもクリーニングして 運指も滑らかになりました。 |
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今や貴重になりつつある オールマホガニーギター、 柔らかく木の暖かみが心地良いサウンドです。 |