ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

Martin D-18

マーチンD-18

FISHMAN / Martin / ナット交換 / バインディング剥がれ / ピックアップ取り付け / ブレーシング剥がれ /

 

2005年製、
マーチン D-18の修理調整です。
ギター内部のチェック。
ブレーシングの剥がれが
ありますので修理します。
ハガレ部分に
接着剤をすり込んで
手早くクランプ。
乾燥させます。
続いて、軽く弾いても
開放時にビリ音がでるまで消耗した
ナットを交換します。
マーチンなどの溝が深く
簡単に外れないナットは
切込みを入れて外します。
溝の平面を調整。
牛骨素材を溝サイズに
合わせて削ります。
弦間を写して・・・
ナット溝を調整。
ナットの形を整え
磨いて仕上げます。
続いて、
ピックアップの取り付け。
ピエゾとマイクで
サウンドをコントロール出来る
フィッシュマン製、
「ELLIPSE MATRIX BLEND」を取り付けます。
ピエゾはサドル下に
セットしますので・・・
サドル溝に穴をあけて仕込みます。
エンドピン部分は
穴を広げ・・
エンドジャックを取り付け。
ギター内部、配線を束ねて・・・
ピックアップを取り付け。
サドル下にピエゾピックアップを取り付けると
素子の厚さ分、弦高が上がりますので
弦高調整をします。
トラスロッドでネックの反りを修正して・・・
サドルを削り・・・
ご希望の弦高にセッテング。
続いて
フレット、指板の汚れを除去。
弾き心地もUPします。
最後にバインディングの剥がれを修理。
接着剤をすり込んで
乾燥させます。
ボディの汚れも除去。
新しい弦を張り・・・
リペア完了です。
アコギの基本形、Martin D-18。
マホガニーのもつ明るく乾いたサウンドは
シンプルですが、多くのミュージシャンに愛用される
人気のアコーステックギターです。

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