ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

ブレーシング剥がれ

アコースティックギター/ブレーシング剝がれ

力木剥がれ修理 /

ボディを軽くタッピングして反応音をチェック。
その後、ギター内部を見てみます。
怪しい場所にパレットナイフや紙を差し込みます。
サウンドホール下の力木の端が剥がれていました。
結構気がつかない場合が多いです。
パレットナイフで剥がれてる場所に接着剤を
刷り込みジャッキアップします。あまり強く締め
こみますと表面が割れてしまいますので注意し
ます。
表側からもクランプしてトック板の負担を軽くします。
完全に接着している事を確認します。
力木が剥がれていると音が濁ったり音抜けが
悪くなったりします。
特にブリッチ下の力木の剥がれはトップ膨らみの
原因にもなりますので要注意です。

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