ギブソン レスポール ネックが折れた状態で3年程置いてあったというギブソン・レスポールのネック折れ修理。再接着、塗装を行い弦高など全体を調整しました。
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ネックが折れた状態で3年程置いてあったという ギブソン・レスポールの修理依頼。 |
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折れ口は少しチップした部分がありますが 比較的綺麗な状態でした。 |
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ギブソン系のヘッド角度がついてるギターは 軽い衝撃でもヒビや大きな割れを 起こす場合が多いです。そんな場合は 早めの処置をお勧めします。 |
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ペグ、ロッドカバーを外します。 | |
割れ口が綺麗だったのと予算の関係もあり 補強をいれずに再接着して修理します。 |
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割れ部分に接着剤を注入して 手早くクランプで締め込みます。 |
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数日乾燥させます。 折れ部分はしっかり接着されました。 |
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接着後は湿気止めと手触りの 違和感をなくす為に塗装を施します。 サンディングシーラーで滑らかにした後 数回クリアーを吹きます。 |
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しっかり乾燥させた後、水研ぎ。 | |
コンパウンドなどで磨いて仕上げます。 | |
元々、木部が見えるシースルー塗装ですので 目を凝らしますと多少折れ部分はわかりますが ぱっと見では修理跡などの違和感はないと思います。 |
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電気周りのガリがひどい状態でしたので クリーニング。 |
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フレットの減りはありませんが ひどく錆び付いた状態です。 |
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フレットを磨き・・・ | |
ピカピカに仕上げます。 | |
ペグを取り付けて・・・ | |
弦を張り ネックの反りなどをチェック。 |
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トラスロッドが効く範囲の反りでしたので修正。 | |
ネックはほぼストレートになり 弦高も弾き易い状態に調整。 |
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オクターブを合わせリペア完了。 | |
太い中域音とトラ目が印象的なレスポール。 この後、再びLIVEなどで活躍するとの事。 良かったです。 |