マーチン 0-17 1934年製、Martin 0-17のリペア。
Martin / マーティン / ブリッジプレート補強 /
戦前物、1934年製、Martin 0-17。 貴重なスモールサイズの オールマホガニーギターです。 |
|
ネックは過去にリセットされていて その他、割れや傷も少なく 79年前に作られたギターと考えれば 非常に良い状態です。 |
|
ギター内部をチェック。 | |
過去に力木剥がれ、 クラック修理など施されています。 |
|
ブリッジプレートは経年変化で痛み 弦のエンドポールはプレートに 食い込んでいましたので補強します。 |
|
ブリッジプレートと同じ メイプル材で補強材を製作。 |
|
まずは痛んだブリッジプレートの 1、3、5弦を専用工具で・・・ |
|
くり抜きます。 | |
その窪みに補強材を合わせ接着。 | |
クランプして乾燥。 | |
1、3、5弦部分を補強。 | |
2・4・6弦も同様に補強を行います。 | |
塞がった ブリッジの弦通し穴を 空け直します。 この際、補強部分がドリル刃で 欠けない様に裏側に当て木をかまします。 |
|
ブリッジピン穴など調整して完了。 | |
補強後は弦のテンションを しっかり支えられるようになりました。 |
|
この年代、マーティンギター独特のバーフレット、 その他を調整してリペア完了。 |
|
この年代特有な ブルージーで粘り強い響き。 まだまだ現役です。 |