Morris FY-18
サドル調整 / ナット交換 / フレット交換 / モーリス /
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スロッテッドヘッドで12フレットジョイントのアコギ。 1971年製、モーリスFY-18の修理調整。 |
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あまり見かけない珍しいモデルですが 45年前に製作された日本製ヴィンテージギターです。 オーナー様が父親から譲り受けたギターとのこと。 |
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ボディはスモールサイズで 抱えやすく演奏性に優れています。 |
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フレット、ナット交換などを行います。 |
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ネックの状態をチェック。 |
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弦高は12F上、約3.6mmあり 少々高い状態ですので 弾き易い弦高にします。 |
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ギター内部もチェック。 ブレーシングの剥がれなど 不具合はありませんでした。 |
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ナットを外し・・・ |
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フレットも外します。 |
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指板アール確認して フレット溝を補修後、 指板調整を行います。 |
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新たに打ち込むフレットを 溝の長さに合わせてカッして・・・ |
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フレットを打ち込みます。 |
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続いて、フレット成形。 余分な部分をカット。 |
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フレット端を削り・・・ |
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フレットの端に指が 引っ掛からない様に処理。 |
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指板サイドも 塗装タッチアップ後に 均します。 |
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ナットを制作します。 |
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牛骨素材をナット溝のサイズに削り・・・ |
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大まかな形に成形して取り付けます。 |
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続いて、 ブリッジピン穴のサイズを合わせ・・・ |
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穴の面取り。 |
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溝を切り。 サドルへの弦進入角度を調整。 |
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サドルの形も整え・・・ |
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ブリッジ周りを調整。 |
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弦を張り ナット溝を切ります。 |
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ネックの状態を見て・・・ |
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トラスロッドで反りを修正。 |
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各フレットの凹凸をチェックして フレットを擦り合わせます。 |
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専用ヤスリで頂点を出して フレットを成形。 |
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磨いて仕上げ。 |
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ナットも形を整えて・・・ |
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仕上げ。 |
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ボディ等の汚れをクリーニングして・・・ |
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全てのリペア完了。 |
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弦高もご希望の高さにセッテイング。 ハイポジションまで弾き易くなりました。 |
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小振りなサイズからは 想像出来ないくらい豊かな鳴りが 心地良いギターでした。 |