YAMAKI Y50D
サドル交換 / ナット交換 / フレットすり合わせ / ブリッジプレート補強 / ヤマキ /
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60～70年代に長野でアコギなど 製作していたヤマキ楽器のY50D。 |
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サイドバック材はローズウッド。 |
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各所、非常にしっかりした作りのギターです。 ナット・サドル交換などの修理調整をします。 |
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ギター内部、 裏板側をチェック。 |
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ブレーシング剥がれの 不具合はありませんでした。 |
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ブリッジプレートは弦の エンドポールが深く食い込んでいますので 補修します。 |
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工具で痛んだ部分を削り・・・ |
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ローズウッドの端材から作った 補強材を接着。 |
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再度、穴を空けて・・・ |
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ブリッジピンホールを調整。 |
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補強後は振動をしっかりボディに 伝えられるようになります。 |
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続いてナット交換。 |
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無漂白の牛骨に交換します。 |
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溝サイズに合わせて削り・・・ |
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大まかに形を整えて 溝に取り付け。 |
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弦間を写し・・・・ |
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ナット溝を調整。 |
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ナットの形を整え、 磨いて仕上げます。 |
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次はフレットを擦り合わせます。 ネックの状態をチェック。 |
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トラスロッドで微調整。 |
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各フレットの高さを確認して・・・ |
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フレット上を均します。 |
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フレットサイドが 引っ掛かるので修正。 |
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工具でフレットの形を再成形。 |
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磨いて仕上げ。 |
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最後にサドル製作。 牛骨素材を溝サイズに合わせて削り、 希望弦高に高さを調整。 |
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形も整えて・・・ |
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仕上げ。 |
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ネック、フレットの状態も 良くなりましたので 弦高も低めにセッテング。 |
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調整後は音詰まりも無く 弾き易いアコギになりました。 |
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適度に枯れて粒立ちのよいサウンドが 心地いい日本のビンテージギターでした。 |