ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

ギブソン LG-1

1956年製、 Gibson LG-1のリペア。ボディ割れ、ブレーシング剥がれ、ブリッジプレート補強、ブリッジ再接着を修理。あわせてフレット交換、ナット交換、サドル交換を行い、弾き易い弦高にセットアップしました。

Gibson / ギブソン / クラック / 割れ修理 / サドル交換 / ナット交換 / フレット交換 / ブリッジプレート補強 / ブリッジ再接着 / ブレーシング剥がれ /

Gibson LG-1 1956年製、
Gibson LG-1。
長い間、弾かずに
置いてあったそうです。
Gibson LG-1 ボデイには何か所も
クラックが入っています。
Gibson LG-1 裏板側にもクラック、
ブレーシングの剥がれ、割れ
センター張り合わせ部分の
剥がれがあります。
Gibson LG-1 ギター内部。
多数の割れ止めが貼ってあり
過去にボディのクラック修理が
行われています。
Gibson LG-1 ブリッジも剥がれています。
今回は
ボディ割れや剥がれを修理。
あわせて消耗したフレット交換など行い
弾き易い状態にリペアします。
ネックは良い状態。
ボディの修理前に
フレット交換などを行います。
溝、指板を調整して
打ち込みます。
すり合わせを行います。
続いて
ボディ割れの修理。
割れが開いている部分の
古いパッチは剥がします。
剥がれかかった
ブリッジも・・・
外します。
割れに沿い
何度にも分けて・・・
Gibson LG-1 新たなパッチを接着。
乾燥させます。
Gibson LG-1 裏板側の剥がれや割れ部分も
一か所ずつ接着していきます。
Gibson LG-1 パッチを接着後
ボディの汚れを落として
割れ部分やブリッジ際の
塗装を補修。
ブリッジの当りを
調整して接着します。
ブリッジプレートも補強。
ナット、サドルも作り変えて・・・
Gibson LG-1 目標弦高に調整して作業完了。
Gibson LG-1 細かい作業が多く
時間はかかりましたが
長い眠りから無事復活。
このギターはブルースや
フォークの演奏にはぴったりですね。
風格あるヴィンテージギターでした。

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