グレッチ・アニバーサリー|ネックリセット 60年代、Gretsch Anniversaryのネックリセットです。
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今回も60年代製、 グレッチ6118アニバーサリーの修理。 やはりネック状態が悪い為、 ネックリセットなど大がかりな修理を行います。 |
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ネック裏、サイド・バックの塗装は 所々剥がれていますがブラウン系の色に 着色されています。 |
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ネックはボヂィとのジョイント部分に不具合があり ブリッジサドルを一番下にしても弦高が高い状態。 |
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その他、この年代によくある 崩壊したバインディングの補修、リフレット等々行い 弾き易い状態にします。 |
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スチームで蟻ホゾの劣化した接着剤を緩めて ネックを外します。 |
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古い接着剤など除去。 | |
ネック角度の修正を行い ボディとの当りを調整します。 |
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シムをかましてネックの中心も確認しながら 蟻ホゾの効き具合を強くします。 |
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補強調整を終えたら 再度ネックとボディを接着。 |
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ネックリセット後、 ネック角度は良くなりましたので その他、細部を補修します。 |
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まずはブリッジサドル。 過去に弦高を下げる為、 台座は削られて低くなっています。 |
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黒檀でかさ上げして・・・ | |
台座の高さを修正。 ボディのアールに合わせて 底面を削りボヂィに合わせます。 |
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ピックアップの高さを調整して 音量のバランスをとり・・・ |
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配線の不具合も修正。 | |
経年劣化で弾き心地の悪いフレットも交換します。 | |
指板の調整。 | |
フレットを打ち込んで すり合わせなど行い・・・ |
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磨いて仕上げます。 | |
最後にオクターブ等を調整して・・・ | |
作業完了。 | |
修理後は好みの弦高に調整出来ます。 | |
無事復活です。 |