Antoine Di Mauro ディ・マウロ・ギター
ジプシーギター / フレット交換 / ブリッジ底面合わせ / マカフェリ /
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古くからギター制作していたDi Mauro。 こちらは40年代に製作された貴重な セルマー/マカフェリタイプのギター。 消耗したフレット交換などを行います。 |
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ヘッド裏には初代ビルダー、 Antoine Di Mauroの刻印も刻まれています。 |
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サイドバック材は マホガニー合板と思われます。 |
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ギターの内部をチェック。 非常にシンプルな作り。 |
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ネックコンディションは良いですが 弦高は12フレット上で3mm以上ありますので ハイポジションは少々弾き辛い状態。 フレット交換とあわせてブリッジ修正して 弾き易い弦高に調整します。 |
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スケールは本物の セルマー/マカフェリモデルより 少し短い645mm位。 |
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フレットを外します。 |
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指板アールを確認。 フレット溝を補修して・・・ |
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指板調整。 |
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打ち込むフレットを 指板アールに合わせて曲げてカット。 |
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フレットを打ち込みます。 |
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余分な部分をカット。 |
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フレットサイドを削り・・・ |
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端に指が引っ掛からない様に処理。 |
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続いて 弦間、アールなど、、 ブリッジを調整します。 |
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弦高調整と併せて ボディとの当たり面も修正。 |
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形を整えて磨き ブリッジは完了。 |
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フレットすり合わせを行います。 弦を張りネックの動き、 各フレットの高さを確認。 |
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フレット上を均し 形を再成形。 |
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コンパウンドで磨き・・・ |
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仕上げます。 |
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ボディの汚れを落とし・・・ |
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新しい弦を張り・・・ |
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リペア完了。 |
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12フレット上の弦高も 2mm位になりましたので ハイポジョンまで弾き易くなりました。 |
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ジプシージャズに限らず、 色々なジャンルの演奏も楽しめるギター。 十分い枯れたサウンドとリーバブ感が 個性的でクールなギターでした。 |