ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

ギブソン ダヴ

Gibson Dove

Gibson / サドル交換 / ナット交換 / フレット交換 /

ピックガード、鳩の象嵌が
特徴の人気モデルギブソンDOVE。
スクエアショルダー型のボディです。
サイド・バック・ネック材はメイプルの為
マホガニー材のJ-45よりエッジの効いた
アタックの強いサウンドが特徴です。
今回は消耗した
フレット・ナット・サドル交換します。
交換前にネックなど、、
細部の状態をチェックしておきます。
現状より高さのあるフレットに交換しますので
併せてナット交換も必要になります。
ナットを外します。
フレットを抜く際には
指板がチップしないように
慎重に抜きます。
全フレットを抜きました。
溝に残った古い接着剤を除去。
フレット溝を補修。
その間にナットも粗成形しておきます。
溝をクリーニング。
接着剤を除去して・・・
ヤスリで溝の平面出し。
綺麗な状態になりました。
新たに取り付ける無漂白の牛骨。
各面を削り溝サイズに調整。
底面もしっかり合わせます。
サドルも粗成形。
牛骨ブランクの面出し後
溝のサイズに合わせます。
指板アールに合わせ
大まかに成形しておきます。
指板調整に戻り・・・
フレット溝の補修後、指板を調整。
溝の木屑など取り除き
溝の修正&指板調整は完了
新たに打ち込むフレットを曲げて
各フレット長さにカット。
指板周りにはバインディングがありますので・・・
専用工具でバインディングがのる部分をカット。
全てのフレットの・・・
下処理をします。
フレットを打ち込む準備が出来ました。
打ち込む際、
ボディに負担をかけないように
打ち込みます。
全てのフレットを打ち込み。
余分な部分をカット。
両サイドをヤスリで削り・・・
斜めに揃えます。
>フレットサイドのバリ処理。
>フレット擦り合せ前にナット製作の続き・・・。
高さを記しヤスリで大まかに成形。
>溝に取り付け。
弦間をけがき・・・
溝に切り込みを入れ
弦との接点・高さを大まかに調整。
フレット擦り合せ前に
ネックの状態をチェック。
トラスロッドで反りを微調整して
フレットの高さもチェック。
高い部分を中心に擦り合せ・・・
フレット上を真っ直ぐに整えます。
すり合せで平らになった
フレットの頂点をだして・・・
紙ヤスリ、スチールウールで研磨。
最後にコンパウンドで磨いて
フレットを仕上げます。
粗仕上げだったナットも仕上げます。
ヤスリで形を整えます。
マイクロメッシュで磨いて・・・
ナット交換も完了。
続いてサドルも仕上げます。
ヤスリで削りご希望の弦高に調整。
オクターブなど合わせて・・・
マイクロメッシュなどで磨いて・・・
仕上げ。
ナット溝の最終調整をして
リペア完了。
J-45やハミングバードより長い
ロングスケールの影響もあり
テンション感強くパワフルなサウンドが
気持ち良いギターでした。

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