Gibson ES-125TDC|ネックリセット シンラインボディの1962年製、Gibson ES-125TDCのネックリセット。
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P90×2、カッターウェイ、 シンラインボディの 1962年製、 Gibson ES-125TDCのリペアです。 |
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ピックアップカバーは カジノタイプに交換してあります。 フロントピックアップはコイル断線しており トーンポットにも不具合があるので 後ほど交換します。 |
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ネック周りをチェック。 ネックとボディの継ぎ目が 剥がれています。 |
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塗装などの状態から 過去にもネックの修理が されたようです。 |
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その他、 ネックの順反りも強く・・・ |
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トラスロッドで反りを 修正する余裕はありません。 |
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ネックの不具合で 12フレット上の弦高も 4mm以上・・・ |
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ブリッジサドルも 一番下まで下がった状態です。 |
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ネックの仕込み角度、 順反り等々、 不具合を修正して 弾き易い状態にします。 まずはアイロンで順反りを修正。 |
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順反り修正後、 ネックを外して 蟻ホゾを組み直します。 指板の接着剤を熱で緩めて・・・ |
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スチームなどを使い ネックを外します。 |
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熱でエレベーテッド フィンガーボード部分の 接着も緩んだので・・・ |
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外して 古い接着剤を除去します。 |
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熱で痛んだ塗装の白濁や 蟻ホゾ部分を補修。 |
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エレベーテッドフィンガーボードも ボディとの当りを調整して・・・ |
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接着。 | |
蟻ホゾの補修後、 続いてネック角度を修正。 |
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ネック周りの塗装は剥がして・・・ | |
ネック際を削り 仕込角度を修正。 |
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エレベーテッド・フィンガーボード部分、 メイプルの突板で指板との当りを調整。 |
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仮組して弦を張り ネック角度や・・・ |
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中心をチェツク。 | |
ネックとボディを接着。 | |
続いて 消耗したフレット、 ナットを交換します。 |
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ナット・・・ | |
フレットを外します。 | |
フレット溝など補修して 指板調整を行い・・・ |
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新たなフレットを打ち込み。 | |
フレットサイドのバリ処理。 | |
ナットも新たに制作。 | |
大まかな形に削り 弦間を切り・・・ |
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ナット溝を調整。 | |
フレット上をチェックして・・・ | |
擦り合わせ後、 フレットを再成形。 |
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磨いて仕上げます。 | |
続いて ネック周りの部分塗装。 |
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着色して クリアーを吹き・・・ |
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乾燥後、 磨いて・・・ |
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仕上げ。 | |
続いて ピックアップと トーンポットを交換。 |
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アッセンブリーは 組み直し易いように外して・・・ |
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交換完了。 | |
最後に新しい弦を張り・・・ | |
弦高などを調整して作業完了。 | |
ブリッジサドルに余裕がある状態で・・・ | |
弦高も弾き易い高さにセッテング。 | |
細かい作業が多く仕上がりまで 時間がかかりましたが無事復活。 このサイズ独特のブルージーで 甘いトーンが心地良い クールなギターでした。 |