Gibson J-200 Artist
Gibson / ブリッジ修理 /
![]() |
17インチの大型ボディ、 ギブソン・フラットトップ。 70年代製、Gibson J-200 Artist。 |
![]() |
70年代のギブソンは トップ板の強度を図る為、 ダブルXブレーシングを採用していました。 |
![]() |
ブリッジが破損した後、 何十年も弾かずにいたとのことですので 弾けるように修理します。 |
![]() |
過去に割れて開いた部分に 接着剤を注入したそうです。 |
![]() |
まずは熱でブリッジを外します。 |
![]() |
このままですと接着剤が入っている分 スケールが合いませんので 出来るだけ接着剤を除去。 |
![]() |
ブリッジサイズ、スケールを確認。 |
![]() |
割れ口が綺麗に合わない部分は 接着剤と木の粉を混ぜて 割れ部分を張り合わせ。 |
![]() |
過去にブリッジ上面も削られている上 このままでは強度が足りませんので 裏側から材を張り合わせます。 |
![]() |
ブリッジの形を成形。 |
![]() |
ボディ側を補修して ボディとブリッジ底の 当りを調整して接着します。 |
![]() |
サドルは元の物を成形して 弾き易い弦高にします。 |
![]() |
ネック状態を確認して ロッドで反りを修正。 |
![]() |
フレット、ボディなどの 汚れをクリーニングして・・・ |
![]() |
作業完了。 |
![]() |
無事、何十年ぶりに 音が出せました。 |
![]() |
ジャンボサイズらしく 迫力ある低音が心地良い ビンテージギターでした。 |