Gibson Johnny Smith 17インチ単板削り出しボディ、Xブレーシング、スプルーストップ、メイプルサイドバック、メイプルネック、エボニー指板。63年製、ヴィンテージ、ギブソン・ジョニースミスモデルの修理です。
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シリアルナンバーから1963年製と思われる ギブソン・アーチトップの高級機種、ジョニースミスモデル。 長い間、弾くことなくケースに入れっぱなしだったとの事。 | |
ボディではなくネック、指板エンドに取り付けてある ミニハムバッカーのフローティングピックアップ。 | |
ピックガード裏にボリュームポット、ジャックは配線されています。 | |
オリジナルのセルロイド製のピックガードは崩壊 | |
古いセルロイドが経年劣化の途中に発したガスなどで ピックアップなど金属部品も酷い状態です。 | |
今回はピックガード、ピックアップなど部品を交換して 問題なく演奏出来る様にリペアします。 | |
交換するフローティングピックアップの 取り付け部の寸法が若干違うので・・・ | |
黒檀を切り出して取り付け部分を調整。 | |
ネック中心、ピックアップの中心、高さなど確認しながら仮止め。 | |
セルロイドの発したガスでの汚れを補修。 | |
楽器全体の汚れもクリーニング。 ペグなど金属部品は油で洗浄。 | |
ピックアップの位置が決まったらピックガードを取り付けます。 ギターの中心を確認してピックガードの取り付け位置を確認。 | |
フローティングピックアップが干渉する部分を削ります。 | |
ピックガードにヴォリュームポット、ジャックを取り付けて配線。 | |
オリジナルは3.5mmミニジャックでしたが 使いやすいように標準ジャックで配線。 | |
これでアンプでの演奏も楽しめるようになりました。 | |
その他、トラスロッド調整など行い・・・ | |
目標弦高にセッテング。 | |
無事復活です。 |