Gibson L-00 戦前に作られた古いアコースティックギター。1936年製、Gibson L-00のギターリペア。ギブソンのスモールボディの中でも人気のモデル。弾くとトラスロッドが共振して嫌な金属音がしますので修理。あわせてブレーシングの剝がれ、フレットすり合わせを行いました。
Gibson / トラスロッド共振 / フレットすり合わせ / ブレーシング剥がれ /
戦前に作られた古い アコースティックギター。 |
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1936年製、Gibson L-00。 ギブソンのスモールボディの 中でも人気のモデルです。 |
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弾くとトラスロッドが共振して 嫌な金属音がしますので 修理します。 |
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ギター内部をチェック。 一か所、ブレーシングの 剥がれがありますので 後ほど修理します。 |
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ネックの状態をチェック。 | |
ロッドの効き具合もチェック。 効き所によって共振音が 出たり出なかったりしますので・・・ |
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写真を撮り忘れましたが ネックアイロンでロッドの効き所を修正。 |
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共振音が収まったポイントで ポジションマーク下、ロッドまで 穴を空け、宛木して押さえます。 |
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新たにポジションマークを入れて・・・ | |
接着。 | |
指板との面を均します。 | |
続いて、 フレットの擦り合わせ。 |
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フレット上の凹凸を均し再成形。 | |
指板、フレットを磨いて 仕上げます。 |
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続いて、 ブレーシングの剥がれを修理。 |
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サドル頂点が 崩れていますので・・・ |
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削り、 再度頂点を出します。 |
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ナット溝も調整して 修理完了。 |
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嫌なロッドの共振音も 無事収まりました。 |
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長年弾き込まれたギターは サイズからは想像出来ない程 骨太で豪快なサウンドでした。 |