ギブソン・レスポール Gibson Les Paul / ネック折れ修理
Gibson / ギブソン / ネック折れ /
![]() |
ネックが折れた状態で8年位置いてあったという ギブソン・レスポールの修理依頼。 |
![]() |
折れてからかなりの時間が経っているわりには 折れ口は綺麗な状態でした。 |
![]() |
ギブソン系のヘッド角度がついてるギターは比較的軽い 衝撃でもヒビや大きな割れを起こす場合が多いです。 そんな場合は早めの処置をお勧めします。 |
![]() |
割れ口が綺麗だったのと予算の関係もあり 補強をいれずに再接着して修理します。 クランプ中の写真は撮り忘れましたが 折れ部分も塞がりしっかりと接着出来ました。 |
![]() |
接着後は湿気止めと手触りの違和感をなくす為に 塗装を施します。軽くサンディングして新たな塗装の 食いつきがよくなるようにします。 |
![]() |
クリアーを数回重ねます。 |
![]() |
しっかり乾燥後、水研ぎをして仕上げます。 |
![]() |
元々、木部が見えるシースルー塗装ですので 目を凝らしますと多少折れ部分はわかります。 |
![]() |
ぱっと見では、ほとんど判らないと思います。 |
![]() |
ペグを取り付けて・・・。 |
![]() |
錆付いたフレットを磨き、 ネックの状態をトラスロッドで微調整して修理完了。 ピックアップなどの電気周りも問題ありませんでした。 |
![]() |
分厚い中低音と、トップ板のトラ目が 非常に印象的なレスポール。 この後、8年の時を経て再びメインギターとして LIVE、RECなどで活躍するとの事。 良かったです。 |