Heritage H-150 Heritage Guitarsは1985年から84年に閉鎖したギブソンのカラマズー工場で元ギブソンの職人数名がギター製作を始めたブランドです。レスポールのコピーモデル、Heritage H-150のネック折れ修理など行いました。
Heritage / ヘリテイジ / ナット交換 / ネック折れ / フレット交換 /
![]() | 前オーナーがDIYでネック折れ修理とリフレット作業を行った 93年製、ヘリテージH-150を譲り受けたとの事。 ネック折れ部の接着が剥がれてしまったので補強を入れて再度修理します。 |
![]() | 細部をチェックしますと数か所にダボ補強の様な作業が行われていて ヘッド裏は黒でつぶし塗装がされています。 |
![]() | ヘッドのロゴや裏のシリアルナンバーのデカールも所々剥がれていますが このまま残してほしいとの事ですので補強を入れて 同じように黒でつぶし塗装を行います。 |
![]() | まずは再発部分を再接着。 |
![]() | ネック裏に補強を入れる溝をルーターで掘りメイプル材で補強します。 |
![]() | メイプル補強材を均します。 |
![]() | 補強後、黒で着色して弦を張りテンションチェックを行いましたが 若干強度に不安が残りましたので補強を追加。 |
![]() | 補強材を接着して形を整えます。 |
![]() | ヘッド側も一部木部を削り・・・ |
![]() | メイプル材を接着。 |
![]() | ペグ穴を空けなおして均します。 |
![]() | 塗装作業の合間にフレット交換も行います。 |
![]() | フレットを打ち込みすり合わせなどの作業を行います。 |
![]() | 補強材を追加後は強度も十分になりましたので クリアー塗装を磨いて仕上げます。 |
![]() | 外されていたポットの取り付け、 配線はご自身で行うとのでしたので作業完了。 |
![]() | ネックの順反りは問題なくトラスロッドもしっかり効いてくれたので 弾き易い状態にセッテング出来ました。 |
![]() | 無事復活です。 |