Hofner 500/5
Hofner / ネックアイロン / フレットすり合わせ / ブリッジ底面合わせ / ベース /
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60年代製と思われる 非常に珍しいベース、Hofner 500/5。 |
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長い間、弾かれずに置いてあった様子。 ネックの反り、ピックアップ配線の修正など・・・ 不具合部分を修理して弾ける状態に再生します。 |
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フロントピックアップの配線は過去に外されて 使われていなかった様子。 配線し直して使えるようにします。 |
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ネックヒール部、継ぎ合わせ部分は 過去の修理でネジ固定されています。 現状、テンションをかけても動かずに 落ち着いた状態です。 |
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弦を張り、ネックの状態をチェック。 |
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ネックは順反りが強く弾き辛い状態。 トラスロッドも締まりきっています。 |
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大きなネックの反りを ネックアイロンで時間をかけて修正します。 |
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修正後、大きな反りは解消。 弦高も下げられるようになりました。 |
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反りも修正出来ましたので 次はフレットのすり合わせを行います。 各フレット上の凹凸をチェック。 |
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高い部分を中心にフレット上、全体を均します。 |
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すり合わせ後、平らになったフレット。 この後、角を落としフレット頂点を だします。 |
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汚れた指板もクリーニング。 |
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指板をマスキングしてフレット成形します。 |
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フレットエッジ処理後、専用工具で フレットの形を整えます。 |
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粗目の紙ヤスリから徐々に番目を上げて フレットを磨きます。 |
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途中スチールウールに変えて・・・ |
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コンパウンドで磨きます。 |
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磨いたフレットは指運も格段にＵＰ。 非常に弾き易くなります。 |
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次は経年変化で歪んでしまった ボディのアーチトップ部と ブリッジ底面のRを合わせます。 |
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ボディにサンドペーパーを貼り付け その上をブリッジ底面を擦り 少しずつRを合わせます。 |
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アーチトップとブリッジ底面のRが合いますと 音の反応などがUPします。 |
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汚れていたボディなどもクリーニング。 |
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不足していたペグのつまみも 何でも良いとの事でしたので とりあえず手元の部品で対応。 問題なく使えます。 |
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リペア後,ネックは ほぼ真っ直ぐな状態になりましたので・・・ |
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弾き易い弦高にセット。 |
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ハイポジションでの音詰まりも 解消されましたので ストレスなく演奏を楽しめます。 |
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ピックアップの高さバランスなど・・・ その他を微調整後、外れていた フロントピックアップを固定してリペア完了。 |
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ホローボディの温かい箱鳴りがCool！ ピックアップからの出音も独特の丸みがあり 弾き心地の良いベースでした。 |