Jose Marin Guitar
フラメンコギター / フレット交換 /
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2008年製 ホセ・マリン製作のフラメンコ・ギター。 |
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内部、外観共にとても 丁寧な作りのギター。 |
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今回のご依頼はフレット交換。 その際、フレット端の処理をあまり斜めに 落とさないでほしいとのご依頼。 |
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現状、フレット端の斜め処理が大きい為に 1弦が弦落ちしてしまうとの事です。 |
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それではフレットを抜きます。 |
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抜く際、指板にダメージを あまり与えない様にフレットを抜いていきます。 |
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フレットを抜き終えましたら 小さな欠けなど、溝を補修。 |
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軽く指板を調整。 |
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スケールで状態を確認して 指板上を真っ直ぐな状態にします。 |
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溝に入った木くずを掻き出します。 |
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フレット溝を補修調整したら 新たに打ち込むフレットの足部分を調整します。 |
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軽くアールをつけて 各フレットの長さに合わせカット。 |
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ボディに負担をかけぬよう 工夫して打ち込みます。 |
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全フレットを打ち込みました。 |
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余分な部分をカット。 |
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オーナー様のご要望通り、 フレットサイドを調整します。 その後、指板脇のバリ処理の際 剥がれた塗装を補修してすり合わせ作業に 入ります。 |
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ネックの状態を確認。 |
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フレット上の凹凸もチェック。 |
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フレットの高い部分を中心に 全体をすり合わせて真っ直ぐな状態にします。 |
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すり合わせ後、平らになった フレットをヤスリで形を整えて 弾き易い状態にします。 |
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バリを処理。 |
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専用工具を使い平らになった フレット頭を丸めます。 |
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紙ヤスリ、スチールウールなどで 傷を徐々に消して・・・。 |
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金属用コンパウンドで磨いて |
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完了。 |
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弦を張りナット、サドルも調整。 |
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ご要望通りフレットサイドも立て気味に 仕上げましたので、その後弦落ちはしなくなり 反応など音色もUPしたとの事。 よかったです。 |
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フラメンコ・ギターらしく 明るく切れの良い音色が心地よいギターでした。 |