Jose Ramirez 1998年製、ラミレス・エレガットのリペア。
クラシックギター / ホセ・ラミレス / メンテナンス / 弦高調整 /
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1998年製、エレガット Jose Ramires(ホセ・ラミレス)の修理依頼。 |
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ボディ、フレットの汚れから見て かなり長い間弾かれていなかった様です。 ギター内部など状態を細かくチェックします。 |
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指板の端に剥がれがありましたので修理。 |
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ネック自体に大きな反り、歪みは無く 比較的良い状態でした。 |
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只、フレット端は指板の経年変化などで 何箇所か浮いています。 |
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浮きがひどいフレットは・・・ |
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一度抜きます。 |
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専用工具でアールを整えて・・・ |
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再び打ち込みます。 |
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その後、指板と錆び付いた フレットをクリーニング。 |
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ピカピカに仕上げます。 |
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ネック、ボディの塗装にも浮きなどの 不具合があります。 |
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特にネック、指板サイドは塗装浮き、 剥がれなどが目立ち、 引っ掻かりも感じますので修正します。 |
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指板サイドの塗装を剥がし・・・ |
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ラッカーを何度かに分けて塗ります。 |
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乾燥後、磨いて仕上げます。 補修後、手触りに違和感はなくなりました。 |
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ボディの汚れもクリーニング。 |
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綺麗になりました。 |
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続いてペグ交換。 元ペグは錆び付いて ギアの回転も悪い為 ゴトー製のペグに交換します。 |
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ペグを外し・・・ |
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ネジサイズなど合いませんでしたので 一度ネジ穴を埋め・・・ |
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下穴を空けて取り付け。 |
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これでチューニングもスムースです。 |
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オーナー様からは弦高を出来るだけ下げて 弾き易い弦高にしてほしいとの事でしたの・・・ |
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サドル底を削り・・・ |
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弦高を下げます。 |
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併せてナット溝も調整。 |
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ネックの状態が良いので 弾き易い弦高にセッティング出来ました。 |
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全体をメンテナンスして長い眠りから復活。 問題なく演奏を楽しめるようになりました。 |