Martin 00-17
Martin / クラック修理 / トップ板補強 / ブリッジ剥がれ / ブレーシング剥がれ /
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戦後間もない1946年製、 スモールサイズのMartin 00-17。 |
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今や非常に貴重な ヴィンテージ・アコースティックギターのリペアです。 |
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ブリッジに剥がれの症状。 形跡から過去にも再接着の リペアが行われたようです。 |
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ピックガードに沿って マーチンクラックも入っています。 |
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ギター内部のチェック。 |
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ブリッジプレート交換等々・・・ これまでに色々な修理が行われてきた様です。 ブレーシングの剥がれがあるので修理します。 |
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まずはブリッジの再接着作業。 熱で接着剤を緩め・・・ |
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ブリッジを外します。 |
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過去にトップ板の一部が欠けた状態で ブリッジを取り付けたようなので 補強を入れて補修します。 |
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接着剤を除去して 補強材を入れる為の溝を作ります。 |
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マホガニーの端材から切り出した 補強材のサイズを合わせて・・・ |
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接着。 |
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乾燥後、面を均し・・・ |
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ブリッジピン穴などを調整。 |
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ブリッジ裏の接着剤も・・・ |
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綺麗に除去。 |
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ブリッジの当り具合を調整したら接着。 |
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乾燥後、細部調整して ブリッジの貼り直しは完了。 |
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続いて、ブレーシング剥がれの修理。 |
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接着剤をすり込んでクランプで圧着。 |
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ブリッジ下に入っているクラックに沿ってパッチを接着。 今後クラックが広がるのを防ぎます。 |
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マーチンクラック部にも 裏からパッチを貼り付け補強。 |
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指板、フレット。 かなり汚れています。 |
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ネック、ボディもクリーニング。 |
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弦を張り、ナット溝を調整してリペア完了。 |
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ネックコンディションは非常に良い為・・・ |
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年代のわりに弾き易いギターです。 |
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リペア後はトップ板の反応もUP。 |
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長い間、ケースに入れっぱなしで 弾いていなかったので 今後は演奏を楽しむとの事。 良かったです。 |