ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

Martin 000-18

1980年製、マーティン000-18の修理

Martin / ピックガード交換 / ブリッジ剥がれ / メンテナンス /

80年製、Martin 000-18の修理調整。
ピックガード、ブリッジに
剥がれがあります。
その他、全体の汚れを落とし
各部メンテナンスをします。
まず、経年変化で剥がれたピックガードを
剥がして段差を調整。
ブリッジも熱で接着剤を緩め・・・
ゆっくり剥がします。
ブリッジ裏の古い接着剤をクリーニング。
ボディ側も均します。
合間にブリッジ周り、ボディの汚れを落とし・・・
ブリッジと表板の当たりを調整後
手早く接着。
数日、乾燥させて再接着作業は完了。
続いてピックガードの製作。
元のピックガード跡から型紙を作り・・・
ピックガード材から切り出します。
サイズを合わせて
角を滑らかに仕上げ。
作業最後に貼りつけます。
裏板、ネック裏も
かなり汚れていますので・・・
クリーニング。
指板、フレットも磨き・・・
弦高も調整。
ブリッジピンホールなど調整後、
ポリッシュで全体を磨きます。
弦を張ってネックの動きを確認。
ネックコンディション良好です。
ナット溝の高さ、接点を調整。
最後に製作したピックガードの
位置を確認して貼ります。
30年の汚れを落としてスッキリ。
適度に枯れて反応も軽やかな響きが
心地良いギターでした。

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