ギターリペア、ギター修理、製作工房【ナインス】

Martin 000-18

62年製、マーチン000-18の修理

Martin / ナット交換 / ネックアイロン / フレット交換 /

martin 000-18 62年製、マーチン000-18の修理調整。
martin 000-18 フレット、ナット交換などを行います。
martin 000-18 ギター内部、ブレーシングの状態などチェック。
もう作られて50年以上経っていますので
途中行われた修理の跡が所々に見られます。
martin 000-18 ネックの状態をチェック。
 martin 000-18 この年代のマーチンには調整出来る
トラスロッドが入っていませんので
アイロンで反りを修正。
 martin 000-18 何度かに分けて修正後
ネックは良い状態になり
弦高も低くなりました。
 martin 000-18 続いて
消耗したフレット、
ナットの交換。
martin 000-18 ナットを外します。
martin 000-18 フレットを抜きます。
 martin 000-18 続いて
フレット溝、指板の調整をします。
martin 000-18 指板のアールを確認。
martin 000-18 溝を補修して指板上を均します。
打ち込むフレットを曲げて・・・
martin 000-18 長さに合わせて
大まかにカット。
martin 000-18 打ち込みます。
martin 000-18 フレットの端をカット。
martin 000-18 フレットサイドを斜めに落とし・・・
フレットの端に指が
引っ掛かないようにバリ処理。
  指板脇の塗装を補修。
  続いて、
ナットを制作します。
溝の接着剤を除去。
取り付ける牛骨素材を
大まかな形に成形して・・・
  取り付け。
弦間を切り・・・
martin 000-18 大まかに溝の
接点、高さを調整。
  擦り合わせ前に各フレット上の
凹凸をチェックして全体を均します。
 martin 000-18 専用ヤスリで
フレット頂点を再成形。
  磨いて・・・
 martin 000-18 フレット仕上げ。
  ナットの形も整えて・・・
 martin 000-18 ナットを仕上げて・・・
リペア完了。
 martin 000-18 弦高も希望弦高にセッテングして
ハイポジションまでスムーズに
演奏出来るようになりました。
サウンドは
マホガニーらしく
明るく軽快。
martin 000-18,マーチン,マーティン スモールサイズで弾き心地の良い
マーチン・ギターでした。

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