Martin D-28 1978年製 トラスロッドがスクエアロッド時期のマーティン D-28。トップ板はシトカスプルース、サイドバック材はインディアンローズウッド。指板とブリッジはエボニー材です。昔は現在よりも良い材を使う事が出来たんですね。只、個体差もありますが保管方法によっては反りや割れを起こします。
Martin / マーティン / サドル弦高調整 / ナット交換 / ネック反り修理 / フレット交換 / ブリッジプレート補修 /
![]() | 過去にピックガード交換などの修理歴がある 1978年製、マーチン D-28。 |
![]() | 細部を確認するとネック周りに不具合があり弦高も高い状態ですので アイロン矯正など行いハイポジションまで弾き易い状態に調整します。 |
![]() | ネック周りの修正後、フレットも交換。 |
![]() | 指板修正など行い・・・ |
![]() | 新しいフレットを打ち込み。 |
![]() | フレットサイドを滑らかに処理して 指板サイドの塗装も補修します。 |
![]() | ナットは新しいフレット高さに合わせて 無漂白牛骨素材を削り、形を整えて接着します。 |
![]() | フレット周りの作業の合間に 経年劣化で傷んだブリッジプレートも補修します。 |
![]() | 専用工具でローズウッド材を切り出して ブリッジピン穴を一度塞ぎ・・・ |
![]() | ピン穴を空け直します。 |
![]() | 補修後は弦ボールエンドが プレートに食い込まない様になります。 |
![]() | ボディなどの楽器全体の汚れも・・・ |
![]() | クリーニング。 |
![]() | 新しいナットの溝を調整して・・・ |
![]() | 形を整えて仕上げ。 |
![]() | サドルは元の物を削り、目標弦高に調整。 |
![]() | リペア前、12フレット上で約3.5mmあった弦高は・・・ |
![]() | 2.3mm位に調整。 |
![]() | ハイポジションまで弦を押さえ易いギターになりました。 |
![]() | 無事復活です。 |