Martin D-28 1976年製、マーティンD-28のオクターブ調整、ネックリセットの作業。
Martin / サドル交換 / ナット交換 / ネックリセット / フレット交換 / ブリッジプレート補強 / ブリッジ改造 /
1976年製、Matin D-28の修理。 | |
過去にオクターブチューニング調整の為 サドル溝を広げてピッチ補正の 改造が施されています。 |
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ネック状態なども確認。 ハイポジョンでの演奏が辛いので 出来るだけ弾き易い状態に してほしいとのご相談。 |
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サドルに余裕もありませんので ネックリセットなどを行いリペアします。 |
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ネックを外して差し込み角度を修正。 | |
ネック角度、中心を調整。 | |
蟻ホゾにシムを入れて効きを調整。 | |
ネック角度が変わりますので 14F以降の指板下にも黒檀のシムを入れ、 後程、指板調整を行います。 |
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補強を終えたら・・・ | |
ネックとボディを接着。 数日乾燥させます。 |
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リセット後は ネック角度も良くなりましたので フレット周りなどをリペア。 |
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指板調整後 フレットを打ち込みます。 |
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フレットサイドを整えて・・・ | |
フレットのすり合わせを行います。 | |
続いて ブリッジ周りのリペア。 |
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まずはブリッジプレートの補強。 | |
ローズウッドの端材で一度 ブリッジピン穴を埋めて・・・ |
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穴を開けてプレートを均します。 | |
補強後は弦のエンドポールの 食い込みも解消されて 弦振動をしっかりボディに伝えます。 |
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続いて サドル周りをリペア。 |
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サドル溝を埋めて・・・ | |
各弦、オクターブが合う個所を確認。 | |
オクターブが合うようにサドル溝を掘り直し、 弦高、ピッチを調整してサドルを製作。 |
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あわせてナットも交換を行い・・・ | |
作業完了。 | |
作業後は好みの弦高に セッテング出来るようになりました。 |
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リペア後はハイポジションまで 弾き易いギターになったとのこと。 良かったです。 |