Martin D-28 マーティンD-28
Martin / トラスロッド調整 / バインディング剥がれ / ブレーシング剥がれ /
98年製、Martin D-28の修理。 Gibson J-45と並びアコギ弾きには 非常に人気のモデルです。 |
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経年変化で バインディングが 剥がれています。 |
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D-35、D-28など マーティンには 比較的多い不具合。 |
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ギター内部をチェックすると 裏板側のブレーシングも 数ヶ所剥がれています。 |
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まずはバインディングの剥がれを修理。 できるだけ古い接着剤を除去した後、 新たな接着剤を注入してテープで固定。 数日乾燥させます。 |
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続いて力木の修理。 最初に一番奥の剥がれを直します。 |
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接着剤を剥がれ部分にすり込み・・・・ | |
手早くクランプで圧着。 | |
表面板、裏板の負担を軽減する為、 外側からもクランプ。 |
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1~2日乾燥させたら 同じように他の剥がれた ブレーシングも・・・ |
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圧着して数日乾燥。 | |
奥2本のブレーシング剥がれは・・・ | |
しっかり直りました。 | |
次は3本目の | |
ブレーシングを直します。 | |
接着剤を剥がれに入れて・・・ | |
1~2日、乾燥させます。 | |
表側からもクランプ。 | |
剥がれ修理後はサステーン、 リバーブ感など音の反応が復活します。 |
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バインディング剥がれも はみ出した接着剤をクリーニングして 修理完了。 |
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弦を張り ネックの状態をチェック。 |
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トラスロッドで反りを調整。 | |
最終的に12フレット上、 約3ミリ程あった弦高は 2.4ミリ程に調整。 |
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リペア後、軽いタッチでの ピッキングの反応も良くなり とても弾き易いギターになりました。 |