Matonギター
サドル交換 / ナット調整 /
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オーストラリアのギターメーカー メイトン・ギターのリペア。 |
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フィンガーピッキングの達人、 トミー・エマニュエルも このメイトン・ギターを使うそうです。 |
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サイド・バック材はブラックウッド。 パッと見はコアによく似た材。 |
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ジャンボ・サイズなので かなり大きなギターです。 内部の状態をチェック。 力木の剥がれなど不具合はありませんでした。 力木サイズ、配置など結構、頑丈な作りです。 |
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オーナー様からは 音ビレ、詰まりが多数あるとのご相談。 チェックしますと ネック、フレットの コンディションは良いのですが 弦高が6弦、12F上で1ミリ程、 1弦は0.5ミリ程しかなく低すぎる状態です。 |
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この弦高ではネック、フレットの 状態が良くても少し強く弾くと ビリツキ、音詰まりが発生します。 |
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ネック・コンディションは良いので サドルをもう少し高めのものに作り替えて 全体を調整します。 |
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無漂白の牛骨に交換。 |
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各面を削り サドル溝のサイズにあわせます。 |
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指板のアールを確認。 |
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>予定弦高の高さにヤスリで成形します。 |
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弦高を確かめながら調整。 予定弦高に調整後、形を整えます。 |
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サドル交換は完了。 |
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<>ナット溝もあわせて調整して仕上げ。 |
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最終的には6弦、12F上で 約2ミリまで弦高を少し上げて セッティング。 |
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アコースティックギターとしては かなり低めの弦高です。 |
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サイド・バック材の特徴なのでしょうか ジャンボ・サイズの割に甘い響きが 印象的なギターでした。 |