Ovation Custom Legend 1869
オベーション / クラック修理 / ナット交換 / ネックヒーター / フレット交換 /
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扱いやすいスーパーシャロウボディーの オベーション 1869の修理調整です。 |
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まずはネックの修理です。 弦高が12フレット上で約3.5ミリ以上 ありますのでハイポジションでの演奏は 辛い状態。 |
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ネックの順反りが強く トラスロッド調整余裕もありません。 |
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サドル下にはオベーション独特の 弦高調整シムが1枚入っています。 只、それを外しても弾き易い 弦高にはなりませんので・・・ |
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アイロン修正、指板調整などを 合わせて弾き易い状態にリペアします。 |
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ネック反り修理の合間に 他の不具合をリペア。 トップ板にクラックが入っています。 |
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ギター内部をチェック。 オベーションはブレーシングなどの構造上、 トップ板にクラックが入ると 広がりやすいです。 |
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スプルースの端材から作ったパッチを 割れに沿って裏側に貼り付け、 クラックの広がりを防ぎます。 |
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何度かに分けて・・・ |
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パッチを貼り付け。 |
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アイロン修正後、暫くネックを寝かせた後、 ナット・フレット交換を行います。 |
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ナット、フレットを外します。 |
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指板アールの確認。 |
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溝の古い接着剤を除去して補修。 |
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ネックの状態を確認しながら 指板調整を行います。 |
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指板調整後、 打ち込むフレットをカット。 |
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オベーションにはバインディングがありますので フレットの長さを調整。 |
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成形します。 |
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ボディに負担があまりかからないように フレットを打ち込みます。 |
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余分な部分をカットして・・・ |
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フレットサイドを処理。 |
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擦り合わせ前に ナットを作ります。 |
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ナット溝のサイズに合わせて 高さを記し・・・ |
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ヤスリで削り 大まかに成形。 |
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元ナットから弦間を写し・・・ |
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ナット調整と併せて・・・ |
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トラスロッドも微調整します。 |
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各フレットの高さをチェックして ヤスリで擦り合わせます。 |
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フレットサイドのバリ処理。 |
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専用工具で平らになった フレットの形を整えて・・・ |
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磨いて・・・ |
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フレットを仕上げ。 |
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続いて、」 ナットの形も整えて・・・ |
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ナット交換も完了です。 |
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続いて ヘッドの打ち傷を修正。 |
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着色後、ラッカーを盛って・・・ |
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補修。 |
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ネック修理後、大きな反りも解消。 |
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サドル下にシムを残した状態でも 弾き易い弦高になりました。 |
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薄胴ボディらしくタイトで反応の早い サウンドが心地良いギターでした。 |