Rickenbacker 360/12
ネック反り修理 / ピックアップ修理 / リッケンバッカー /
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12弦、リッケンバッカーの修理。 ビートルズのジョージ・ハリソンが 使っていた事で有名なギター。 |
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ヘッドの糸巻きの配置も 12弦ギターの割に コンパクトに設計されて 弦交換は少々馴れが必要です。 |
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ギターの状態をチェック。 リアのピックアップは 何らかの不具合で全く反応しません。 |
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まずはピックアップを外し・・・ |
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バラして不具合をチェック。 |
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コイルが巻き始め部分で 断線していました。 |
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ハンダで修正します。 |
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ピックアップを組み直して通電チェック。 問題なく音が出てピックアップは復活。 |
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元ブリッジは数ヶ所のネジ頭を 完全になめている為、オクターブなどの 微調整が出来ませんので交換。 |
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新しいブリッジ、サドルには 弦溝が切られていません。 新たに弦溝を切ります。 |
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次はネックの状態をチェック。 |
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ネックの順反りが強く 弦高も12フレット上で約4ミリ位。 かなり弾き辛い状態です。 |
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トラスロッドのナットも回りきっています。 |
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リッケンバッカーは指板に塗装がありますので 温度に気をつけながら時間をかけ ネックヒーターで反りを修正します。 |
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時間をかけて修正後。 強い順反りも直りましたので 弦高も低くセッテイング出来るようになりました。 |
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すり合わせなどフレットを調整。 |
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紙ペーパーなどで フレットの傷を徐々に消して・・・ |
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最後にコンパウンドで磨いて仕上げ。 |
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ナット溝の調整・・・ |
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各弦のオクターブ、 その他を調整してリペア完了。 |
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弦高も下がり 弾き易い状態になりました。 |
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リッケンバッカーは他メーカーの12弦ギターと 主弦と副弦のコースが違います。 その為、存在感があり独特な構成音が とてもCOOLなギターでした。 |