TEISCO EP-14 テスコフルアコ
TEISCO / テスコ / ナット交換 / ビザール / フレット交換 / ブレーシング剥がれ /
60年代物、日本のビザール系 ヴィンテージギター・テスコ。 長い間、倉庫で眠っていたとのこと。 フレット交換、ブレーシングの剥がれなど修理します。 |
|
ピックアップ、ポット、スイッチなどの アッセンブリーは修理後にオーナー様が 取り付けたいので外してきたとのこと。 |
|
オリジナルのペグは問題無く 動作しています。 |
|
ギター状態をチェック。 ボディには多少トップ落ちの症状があり、 ブレーシングが完全に外れてしまっています。 |
|
他にもブレーシングの剥がれがありますので 後ほど修理します。 |
|
流石極太ネック、 反りも少なく非常に良好です。 |
|
劣化したナット、フレットを交換。 | |
ナットを外し・・・ | |
フレットも外します。 指板上に色を塗られただけのポジションマークは ほとんど消えてしまっています。 消えても気にしないとのことですので そのまま作業します。 |
|
指板のアールなどチェック。 | |
指板調整を行います。 | |
指板、フレット溝の修正後 新しく打ち込むフレットをカット。 |
|
打ち込みます。 | |
続いて、 フレットの余分な部分をカット。 |
|
フレットサイドを斜めに削り・・・ | |
指板サイドなどのバリ処理。 | |
擦る合わせ前に ナットの制作。 |
|
牛骨素材の形を整え・・・ | |
溝に接着。 | |
弦を張る前に 剥がれたブレーシングを修理します。 アーチトップギターのこの様な修理は 非常に作業性が悪いですが・・・ |
|
手早く接着剤をすり込んで ブレーシングを圧着乾燥させます。 |
|
ブレーシングの修理後は ボディの歪みも解消されました。 |
|
弦を張りナット溝を大まかに調整。 擦り合わせ後に最終調整します。 |
|
擦り合わせ後、 フレットを再成形。 |
|
磨いて仕上げます。 | |
ナットの形も整えます。 | |
ボディなどの汚れを落とし・・・ | |
リペア完了。 | |
弦高もハイポジションまで 弾き易い状態にセッテング。 |
|
ピックアップなど取り付けられていないと 何だか変な感じでしたが・・・ |
|
後日、オーナー様が仕上げて 持って来て下さいました。 |
|
オリジナルの断線していたピックアップは リップステック型を改造して取り付けたとのこと。 |
|
その後、ピエゾPUなど追加して オリジナリテイー溢れるギターに 生まれ変わったそうです・・・素晴らしい。 |