ThreeS TG-003 スリーエス TG-003のブリッジ再接着などの修理。
ThreeS / バインディング補修 / ブリッジ再接着 / ブレーシング剥がれ /
日本最古の弦楽器メーカー、 鈴木バイオリンのアコギブランド。 78年製、「Three S」のリペアです。 |
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サイド・バックはローズウッド。 比較的珍しい12フレットジョイントで 00サイズの小ぶりなギター。 |
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ネックの状態を確認。 | |
ギター内部もチェック。 過去にピックガード脇に入った クラック修理跡が見られます。 |
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まずはブリッジの剥がれを修理します。 | |
ブリッジを温めて 接着剤の粘着力を弱め・・・ |
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パレットナイフなどで少しずつ・・・ | |
剥がします。 | |
古い接着剤を除去。 | |
ボディ側の接着剤もクリーニングして・・・ | |
ボディとの密着具合を調整。 その後、ブリッジ周りの塗装も補修。 |
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接着剤を塗布後、 素早くクランプして数日乾燥させます。 |
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乾燥後。 ブリッジピン穴調整。 |
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ブリッジピンがしっかり収まるように リーマーで合わせます。 |
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ブリッジ再接着作業は完了。 | |
続いて バインディングの欠けを補修します。 |
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欠け部分に接着剤を少しずつ盛り・・・ | |
均します。 | |
指板・フレット・・・ | |
ボディの汚れもクリーニング。 | |
弦を張りブリッジ、弦高などチェック。 修理後は音の反応もUP。 |
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小ぶりで抱えやすいサイズですが しっかり音量もあります。 ローズウッド独特の粘り強い響きが 心地良いギターでした。 |