YAMAHA SG-7 1968年製、YAMAHA SG-7のリペア。
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1968年製、ヤマハSG-7のリペア。 | |
60年代、エレキブーム当時の ヤマハ・エレキギターの最高機種として 発売されたモデル。 |
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個性的なスタイルは グループサウンズ世代から サーフ、ガレージ系バンドまで 人気のモデルです。 |
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経年劣化したフレットを交換して 弾き易いように総合調整を行います。 |
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今回はもう一つ。 オーナー様がヤマハSG-7と 合わせて愛用している・・・ |
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2000年頃に発売されていた SG-7の継承モデル、 YAMAHA SGV-700。 |
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このSGV-700のピックアップ、 ポット、ジャック、つまみ等の アッセンブリーを SG-7と入れ替えて ほしいとのご依頼です。 |
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まずはSG-7のリフレット作業。 ネック状態、弦高など確認。 |
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ヤマハのヴィンテージSGは ネックプレート下に ロッドの調整口があります。 反りを調整。 |
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最近のモデルと違い ネックの取り外しは 少々入り組んだ構造になっています。 |
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フレットを抜き 溝を補修して指板を調整。 |
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バインディングがありますので フレットタングをカット。 |
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打ち込み後 フレットサイドのバリ処理。 |
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ナットも交換。 牛骨素材を 溝サイズに合わせて 成形します。 |
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すり合わせを行い フレットを再成形。 |
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ナット、フレットともに 磨いて仕上げます。 |
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ペグもグリスアップ。 ネック裏などの汚れも落としてます。 |
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続いて SG-7とSGV700の ピックアップなど アッセンブリーの入れ替え。 |
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ピックアップなどの部品を外します。 外した部品はこの後、 SGV700に組み込みます。 |
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SGV700から外した ピックアップ、ポッド、ジャックなど 組み込み再配線。 |
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弦高を低くセッテング出来るように 板シムでネック角度を修正して・・・ |
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組み込み。 | |
最後に新しい弦を張り 弦高、オクターブなど調整。 当時のブリッジサドルは 細かい微調整が出来て 非常に優れています。 |
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ネック状態が良い為・・・ | |
ご希望通り 弾き易く低めの弦高に セッテング出来ました。 |
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YAMAHA SG-7のリペア完了。 | |
続いてSG-7に ピックアップなどの部品を 移植したYAMAHA SGV700。 |
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SG-7から外した ピックアップ、ポットなどの 部品を組み込んで配線。 |
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弦を張り ネックの状態を確認。 |
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トラスロッドで反りを修正。 | |
弦高、オクターブ調整して・・・ | |
アッセンブリーの 入れ替え作業完了。 |
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どちらも個体特有の サウンド特徴があり面白いですね。 非常に変わったリペア作業でした。 |